理事長ご挨拶
基本理念
急性期から慢性期医療への橋渡し的存在となる医療機関を目指します。
医療依存度の高い患者様の期待に応えうる医療を提供します。
小規模多機能な内科単科病院として進歩していきます。

理事長ご挨拶
令和5年度を迎えて
平素より当院のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
新年度のご挨拶を申し上げます。
2010年4月にアルデバランが誕生いたしましてから早いもので満13年が経過しました。
開院当初から、当院のコンセプトである急性期から慢性期の橋渡し的な存在となる医療機関として、人工呼吸器から離脱できない患者様、入院しながらの血液透析を余儀なくされた患者様や、癌末期の患者様など医療依存度の高い患者様をお受けしてきました。法人全体では、手稲いなづみ病院、さっぽろ二十四軒病院で合計154床の入院ベッドを有しており、常に病床の有効な活用を心がけています。
2019年12月末に中国武漢市を発端とした新型コロナウイルス感染症もようやく終息に向かい、今年5月8日から「5類感染症」となります。しかしこれからも新興感染症対策に十分配慮して診療を行っていくことに変わりはありません。
新型コロナウイルス感染症に翻弄されていた間に、インフレと物価高の時代に入っております。医師の働き方改革、かかりつけ医機能報告制度の創設、第8次医療計画、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など私たちを取り巻く環境が大きく変わろうとしております。
令和6年春には、診療報酬と介護報酬、障害福祉サービスのトリプル改定が待ち受けています。社会保障費と国債費(借金や利息返済)合計が国の支出の半分以上を占める(2022年一般会計)現状を考えても、各報酬改定は厳しい議論が予想されます。
当法人は、手稲区・西区に留まらず、札幌市全域、近郊市町村を含めた大きなステージで、最善の医療を提供できるように日々努力して行きたいと思います。社会医療法人の一つとして、これからの超高齢化・少子化社会の中で、「急性期から慢性期医療への橋渡し的存在」を担う医療機関として、今以上に信頼され安心 な医療を提供していかなくてはなりません。
2010年4月の開院時の原点を忘れること無く、基本理念に基づき“ニッチ”で“タイト”な医療を担って参ります。時代の変化により医療ニーズは大きく変わります。その中でも、当法人は決してぶれること無く、初心を忘れること無く更に発展して行く努力を惜しみません。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月1日
基本方針
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アルデバランのように暖かい心、笑顔で接します。
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医療従事者として常に奉仕の精神を持ち続けます。
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医療事故撲滅のため医療安全に積極的に取り組みます。
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原点に立ち返り、アルデバランならではの診療体制を構築します。
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アルデバランならではの小規模多機能でありながらも専門性を高めます。
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次世代へ繋ぐ医療を展開します。
アルデバランから新しい風を起こし医療制度改革を進めます。