病院のご案内

理事長ご挨拶

基本理念

アルデバランから新しい医療の風を

急性期から慢性期医療への橋渡し的存在となる医療機関を目指します。
医療依存度の高い患者様の期待に応えうる医療を提供します。
小規模多機能な内科単科病院として進歩していきます。

社会医療法人 アルデバラン	理事長 齊藤 晋

理事長ご挨拶

令和6年度を迎えて

平素より当院のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
令和6年度のご挨拶を申し上げます。

2010年4月にアルデバランが誕生いたしましてから早いもので満14年が経過しました。
開院当初から、当院のコンセプトである急性期から慢性期の橋渡し的な存在となる医療機関として、人工呼吸器から離脱できない患者様、入院しながらの血液透析を余儀なくされた患者様や、癌末期の患者様など医療依存度の高い患者様をお受けしてきました。法人全体では、手稲いなづみ病院、さっぽろ二十四軒病院で合計154床の入院ベッドを有しており、常に病床の有効な活用を心がけています。

長きに渡り猛威を奮ってきた新型コロナウイルス感染症は、昨年5月8日から「5類感染症」になりました。
今まさにポストコロナ時代の真っただ中におりますが、気が付くと2025年まであと1年を切りました。
数年前までは「2025年問題」として国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)という超高齢化社会を迎えることで様々な社会問題が危惧されておりました。
これからは「2040年問題」について真剣に向き合わなければなりません。
2040年には、私を含むいわゆる団塊ジュニア世代が65歳を超え、高齢者の割合が約35%に達すると予測されています。今まで以上に、労働力不足、年金や医療費などの社会医療費の増大などの諸問題が現実味を帯びてきています。決して避けて通ることはできない問題です。

みるみるうちに円安となりインフレと物価高の時代に入っており、そのことがあたかも当然の様な時代になってしまいました。令和6年度春の診療報酬と介護報酬、障害福祉サービスのトリプル改定は、未曽有のインフレと物価高をほとんど反映しておらず、私どもの中小規模の内科系医療機関にはとても厳しい改定となりました。

当法人は、手稲区・西区に留まらず、札幌市全域、近郊市町村を含めた大きなステージで、最善の医療を提供できるように今まで以上に日々努力して行きます。病院は重要インフラの一つと考えます。益々厳しくなるこれからの超高齢化・少子化社会の中で、「急性期から慢性期医療への橋渡し的存在」を担う医療機関として、今以上に信頼され安心な医療を提供していかなくてはなりません。
2010年4月の開院時の初心を忘れること無く、基本理念に基づき“ニッチ”で“タイト”な医療を担って参ります。
社会医療法人として地域医療も守っていかなくてはなりません。時代の変化により医療ニーズは大きく変わります。その中でも、当法人は決してぶれること無く、驕ること無く更に発展して行く努力を惜しみません。

令和6年4月1日

基本方針

  • Smile

    アルデバランのように暖かい心、笑顔で接します。

  • Service

    医療従事者として常に奉仕の精神を持ち続けます。

  • Safety

    医療事故撲滅のため医療安全に積極的に取り組みます。

  • Standard

    原点に立ち返り、アルデバランならではの診療体制を構築します。

  • Speciality

    アルデバランならではの小規模多機能でありながらも専門性を高めます。

  • Stepup

    次世代へ繋ぐ医療を展開します。
    アルデバランから新しい風を起こし医療制度改革を進めます。